ようこそ、アチャールくんの部屋へ

2007年6月22日、
アチャールくんが帰ってきます

(大手書店は6月22日発売、一般書店は25日以降になります。
地方によって発売日がことなりますので、ご了承ください)

みなしご王子
インドのアチャ−ルくん

(発行・情報センター出版局)

アチャールくんの物語(まえがきより)

二〇〇一年に同書が「インドの教え/アチャールくんの路上日記」
(KKベストセラーズ刊)というタイトルで出版されてから、早いもの
で六年の歳月が経ちました。

 その六年間で、世の中は大きく変化したように思います。そして、
「生きることに希望を持つのが難しい今の時代だからこそ、
アチャール くんの生き方をもう一度世に届けたい」との声をいただき、
再度刊行のはこびとなり ました。

 この本は”アチャールくんの物語”であり、
また私たち自身の物語でもあります。

 インドの貧しい街で、幼くしてみなしごとなったアチャールくんは、
子供でありながら、貧困や差別、失業、屈辱、理不尽な仕打ちを受けたり、
冷や飯を食わさ れることを知っています。
 それでもこの少年は、人として気高く生きていくプライドは失ってい ません。
 彼の行くところには試練と苦難の航海が待ち受けており、
その度に、この小さな少年はそれらを乗り越えて行かねばなりません。
 それが越えられる壁かわからなくても・・
越えた先に楽園が待ってい る保証などなくともです。

 程度の差こそあれ、豊かな日本に生まれた私たちの人生にも
同じように試練や苦難が待ち受けています。
誰から見ても苦労とわかるものもあれば、
人から まったく理解されない苦労もあり、
場合によっては後者の方が、より悩みが深いことも少なくありません。

 ”王様の悩みも貧者の悩みも、悩みに同じ”という言葉があるように、
心に痛みや苦しみを抱える人であれば、
アチャールくんと共にこの物語 の中を歩んでほしい。
 そこに、失われたみなさん自身の姿を見出せるかもしれないからです。

 ”人生もそう捨てたもんじゃない”。
 本書を読まれて、そんな風に感じていただければ望外の喜びです。

CONTENTS

episode1 インドをまだ見ぬきみへ  

episode2  シティ・オブ・ジョイ

  episode3  ライフ・イン・コルカタ

episode4  放浪人生

episode5  ホテル・フジヤマ

episode6   ウソつきマンジュ

episode7  モンスーンの中で

episode8  ホーリー・マッシュルーム

episode9  ガネーシャの神託

episode10  カーリーガートにて

episode11  聖地バナーラスへ!

episode12 地獄めぐり  

episode13 神々の饗宴

episode14 極楽めぐり

episode15 サドゥー修業

episode16 スーパースターがやってきた!

episode17 映画の都

episode18 旅立ち

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「アチャールくんの部屋」は2部屋です

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