自閉っ子
俺ルールの部屋2

俺ルールの定義(本文より)

自閉っ子の頭の中で発生しがちなその子(大人も含む)独自のルール。
定型発達の人から見ると「なんじゃそれ」と思われるものも多いが、
成り立ちには「一抹の真実」も含まれている。
ただ、それが本当に「一抹」なので、「なんじゃそれ」になってしまう。
仕組みを知っていると、意外にたわいなかったりする。
発生要因としては、自閉っ子の情報処理の特性が考えられる。
すなわち

●見逃す情報が多いわりには、見るところは深く見ている
(自閉式入力)
●拾った情報は貴重なので、ハイパーりちぎにそこで得た法則を守ろうとする
(自閉式出力力)

こうした情報処理のプロセスで多数の「俺ルール」が生じる(ようだ)

以上の説明をふまえた上でこの本を読むと楽しくなるし自閉のことがようわかる。
著者前著「自閉っ子、こういう風にできてます!」(藤家寛子との共著)
を合わせて読むといっそう楽しくよくわかる
(それに、両方読んでくれると著者も出版社もうれしい)。

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